ローズのハイドロゾルについて
ハイドロゾルとは、化学用語で「水溶液」の意味です。
アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルは、対象となる植物を水蒸気蒸留してえられるものですが、
ハイドロゾルは、水蒸気蒸留した際に同じように得られる水溶液です。
単に水にエキスを添加したものではありません。
エッセンシャルオイルには油溶性の分子が、ハイドロゾルには水溶性の分子が溶け込んでいるため、
エッセンシャルオイルには勝るとも劣らない素晴らしい健康効果が期待できます。
以下、
「ハイドロゾル〜次世代のアロマセラピー」スーザンカティ著フレグランスジャーナル社
より抜粋します。
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希釈しての内用は、すべての年齢層に対してのホルモン調整剤として推奨される。
閉経後の女性を対象にしたホルモン置換療法の代替に、多くの実験的適用が行われ、
ハーブ、エッセンシャルオイルやその他の自然療法と併用して、素晴らしい結果が得られている。
内分泌系に対するバランス作用により、月経前後症候群、痙攣性疼痛、塞ぎ込みに有用。
自律神経系を調整して、「よい気分」にさせる。
湿潤剤で、水分を与え保持するので、正常〜乾燥肌、熟年肌、敏感肌、疲れた肌に適する。
冷却作用と非常にマイルドな収れん作用を示し、マスクして、スチーム、シップ、或いは作用と芳香の療法を期待して全ての人美容用品に添加して使用する。
しわ用トリートメントとしてロックローズに添加して使用すると、ロックローズのにおいを劇的に改善する。
リラクゼーションと回春効果を期待して風呂に、産後の治療的座浴に、個人の衛生用に、もっとも贅沢で効果的なビデとして試すことができる。
環境汚染物質や化学物質に対する過敏症に冒されている人は、このハイドロゾルを芳香性で低アレルギー性の物質的、衣服、室内香水として使用することができる。
ローズ、ラベンダー、またはカモミール類のひとつを、おおよそ同量に組み合わせたものは、ストレスや不眠から日焼けや創傷の処置まで、極めて一般的な健康問題に対処する。
ローズが、エッセンシャルオイルやの中でも最高のバイブレーションを発すると主張する人々も存在する。
ローズは、心を、身体、感情にかかわる領域、そして霊魂に相性が良い。
内用、外用で適用して、バランスを促進し、感情処理を助け、判断力を強化してプロジェクトを敢行させる。
ローズは自己愛を促進するが、真の感情的な癒し、心の解放は、一時的には脆弱と不安定をもたらす事を認識すべきである。
感情や心に対する効果を求める祭には、そのような作用の存在を覚悟すべきである。
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つまり、とにかく、心にも体にもお肌にも、そして魂にまで、イイ!
ちゅうのが、ローズというわけです。